2026-01-01から1ヶ月間の記事一覧
児童が家庭で殺されるたびに、私たちは同じ言ひ逃れと議論をくり返す。 でも児童に対する体罰と暴力には、はっきりとしたけぢめが実はあります。意外これは簡単に線引きできるので、ご関心のある皆さんは読んで行って下さい。 顧みれば、本件は昭和58年に起…
だいたい二十四、五歳になると、父母や叔父叔母から「そろそろ結婚しなさい」と促された。そんなお節介は今では誰も焼きませんが、それが昔はあたりまへでした。 それは昔──といっても古代や中世のことぢやなく──せいぜい百年くらゐ前、小欄の祖父母たちの時…
サリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて』の主人公、ホールデン少年は映画が大嫌いだった。誰かが映画の話をすると「僕の前では映画の話をしないでくれ」と、彼は耳を塞ぐ。どうしてか。 このとき著者には、必ず然るべき意図があるものです。 印刷の技術と、…
お前もいつかは 世の中の傘になれよと 教えてくれた 『おふくろさん』歌:森進一|作詞:川内康範 戦前のお母さんは、たしかに我が子に、この歌のやうに説きました。 よく児童は、 「何のために勉強するの」 と大人に訊きます。 小欄は取材にお邪魔してゐる…
およそ男は、さやうに「男は」と一括りにできるけれど、女はその性別の他は何ひとつ一括りにできない。それだけ彼女たちは、ひとり一人が異なる。 この両者の岐路は、自我を意識するその瞬間にすでに顕れる。 たとへば女の子は、 「けふマユミね、幼稚園でお…
「なんで死刑みたいな野蛮なものが未だに、この現代の日本にあるの?」と、小欄はときどき訊かれることがあります。その際かう答へてゐます。 破壊活動防止法に基づいて国家公安委員会の調査対象になってゐる政党や組織があります。彼らが何ゆゑ常に公安に監…
偽りの、その真価を掌る人々 これまで私たちはTVを「オールド・メディア」と指呼して、インターネットを歓迎してきた。すなはち昭和50年代に江藤淳が論壇に寄稿した「閉ざされた言語空間」その謂はゆる「東京裁判史観の洗脳」から、漸く解放されるときが来た…
実際に十手を預ってゐたひとに取材して書かれた『半七捕物帳』が好きだったこともあって、徳川時代の治安について少し調べたことがあります。 半七たちは平時から市中の情勢の把握に余念がなかった。犯罪の火種を探して嗅ぎ回ってゐたのです。もしその持場に…
もし「近年は世界中のひとが西暦、すなはちキリスト紀元を使用してゐる」と思ってゐるひとがあるなら、それは甚だしい思ひ違ひでございます。 常に己おのれの心にスメラミコト(天皇)がいます者は、おのづとコヨミ(暦)を申すとき元号を用ひます。元号とは…